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ホーキーベカコン

ホーキーベカコン

ホーキーベカコン公式ツイッター



数週間前に初めて読んで衝撃を受けて、
それからどう感想を書いたものかと考えてたんだけど、
心のままに書くのが一番早いなと思ったので一筆。

・ドS幼女
・↑のおもらし
・↑の裸
・ごっくん確認
・着物の下から控えめに主張するお尻


とにかくこれだけでも上の公式ツイッターでチェックしてほしい(18年5月現在全話掲載、まとめ有り)。
エロスを醸し出しつつも、
下品にならずに美しさをもって描かれているので。
全裸に関しては神々しささえ感じたレベル。





……というだけなのは流石にアレなので、
軽く作品紹介もしておきましょう。

時は江戸時代後期。
薬種商鵙屋の次女として生まれた鵙屋琴は、幼い頃から評判になるほどの美人であり、
加えて時の帝の耳にも届くほどの、舞の名手でもあった。
しかし彼女が9歳の頃、病によってその眼から光は失われてしまう。
目が見えなくなった彼女は、琴や三味線といった音曲の道を歩むことになるが、
ある日、その稽古先で、女中がそばを離れていたために、厠へと行けずに粗相をしてしまう。
そこに偶然通りがかった鵙屋の奉公人である少年・佐助は、彼女の着替えを手伝ったことをきっかけに、
彼女の世話係としても働くようになる。

琴は三味線の才にも秀でていた。
彼女の稽古に同行していた佐助も、彼女の音を辿るように、
見様見真似で三味線を弾くようになる。
のちに佐助は琴の弟子となるが、彼女の稽古は非常に苛烈なものであり、
寡黙なはずの佐助が泣き声を上げるほどであった。
その声は、夜な夜な鵙屋から響く怨霊の祟りと噂され、
鵙屋の者たちは困り始めていた。

そんな折、一つの事件が起こる……



作品原案は谷崎潤一郎の『春琴抄』。
これは読んだことないけど、『痴人の愛』での、
光源氏計画をしようとしたけどミイラ取りがミイラになる、
という、愛に抗えなかった男の末路を描いた文章の巧みさは印象深かったので、
こちらも読みたいなーと思ってたり。

さて、『ホーキーベカコン』ではその『春琴抄』の行間を深く掘り下げるような形で、
笹倉綾人によるオリジナルエピソードが加えられている。
この笹倉画が、琴はもちろん、描き出される世界自体が、
美しさと妖艶さ、そして体温に満ちている。
時に苛烈で、時に怖気を伴うように。
作品内では、心の病みや歪んだ欲望なども展開されているものの、
それでもなお、筆致に、そして物語に、美しさを感じさせる十分な魅力がある。

と、私は強く感じるものであり、
今、クッソ激烈に推したい作品でもあるのですよ奥さん。
作品の公式ツイッターにて、最新六話まで全部見られますのでぜひぜひ。


(単行本)早く出してくれ、もう待ちきれないよ!


個人的にグッと来た表現は色々あるんだけども、
五話ラスト3ページで琴のお尻アングルを二コマほど差し挟むことが、
ひとつのサービスショットでもあり、とある登場人物の心理の導線にもなっている、
という点において、すごくグッと来たところ。
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F無頼に関してはりどみを参照のこと。

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